ぱいんさんちというか、正確にはぱいんさんの実家に行く。

「あっ! タンたんだー!(←ぱいさんちの黒猫)」

「ええ!?  どこどこ!?」

↓タンたん

……本物かと思ってぬか喜びしてもうた。


見つめ合う二人。


気に入ったまいどくん。


ゆかいさんがここで合流。

ゆかいさんのどうでしょうシャツを見て、一人胸熱になる管理人。

かまくらで買ってきた、とっても美味しいというシフォンを食べながら、おしゃべり。楽しい。


「あ、直さん、これ!」

ゆかいさんからプレゼントを頂いてしまった。手ぬぐいだそうだ。

「わあ、ありがとう! 開けてもいい?」

袋の中には、渋い色使いの手ぬぐいが。

「おおおおお、ありが」

「間違った! そっちはkkさんの! 直さんはこっちだったwwwww」

「袋開けちゃった、ごめんねケダモノwww」

管理人が開けてしもた手ぬぐいを袋に戻してケダモノに手渡し、管理人は新たにもらうのであった。
開封のワクワク感を二倍味わって得した管理人。

にゃんこ手ぬぐい。かわいい〜!





あまり夜更かしをしないよう、早めにお布団に入る。
布団を二枚敷いて、そこに横に三人で並ぶ。

kkさん、管理人、ゆかいさん、の順に。

ぱいんさんの実家には明かり取りの窓があり、横になりながらそれをゆかいさんと見上げる。

「夜空を見上げながら寝るっていいよね〜」

「うん、いいよね〜。この前も(皆既月食)これだったら見やすいかも」

「でも窓の幅では月を見ることは無理だろう」
やはり天体観測は外でないとできないか。

もしくはルーブル美術館のコレでないと。



管理人の隣でkkさんが突然
「……にゃんにゃん」

ゆかいさんと顔を合わせる。


「起きてんの?」

「……」

返事がない。

「○?★▽□=@」

「なんか言ってるね」

「kkさん?」


「……」

やはり返事はない。しかしまた何かを喋ってる。管理人が振り向くと、黙る。

「むにゃむにゃ言ってるよね」

「kkさん、本当は起きてんの?」

「……」

「……寝ているようだ」



ケダモノのむにゃむにゃ寝言を聞きながら眠りにつくゆかいさんと管理人だった。





翌日。早起きしてくれたぱいんさんが、朝食をわざわざ用意してくれる。
立派なサラダ。


美味いシチュー。

わーいわーいと全部きれいに平らげる三人。

そしてぎゅうぎゅう詰めの電車になんとか乗り込み、ビックサイトへと向かうのだった。



つづく



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