ひとりじゃできないもん

「ひとりじゃできないもんｖ」

兄さんにも後で好きなだけ舐めさせてあげるから！

イラスト/染
文/　エド・叶
　　　アル・直

Ａ５　88P　学園アルエド　R18 　800円
紹介動画はこちら★

アルフォンスと一線を越えてみたものの、どうも『恋人関係』の意味がわかっていないエドワード。
一方アルフォンスは開き直って遂に兄と関係したことで、今後の自分たちについてしっかりと考える余裕ができた。
弟が「兄さんに自覚ができるまで再び手は出さない」と決意したことで、
逆に「もうアルにムラムラしてもらえない」ととんちんかんな不安に駆られたエドワードは、
学園祭で「アルフォンスを悩殺する」ため、思い切った行動に出る。
　その騒ぎは予想外に周囲を巻き込み、兄弟を絶体絶命のピンチへ追い込むが……？

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以下抜粋

　後ろから首を寄せられ、耳のすぐ側でそう囁きながら体をぎゅっと抱きしめてくる弟の体温を感じ、
俺はもうふらふらだった。そのままくるりと体の方向をかえられ、真正面で向き合うと、
にっこりと笑顔で弟は俺を見返す。

＊
　
やばい。すごく切ない。
　こんなに何気なく、ただ笑っただけなのに。いつも見てきた筈の笑顔なのに。
　兄さんに恋は――たぶん、ずっと前からしてた。そんな自分に戸惑って目を逸らしていたけど。
もう逃げられないと思って、これが恋だと認めたら、一気にこんなにいろいろな想いが溢れてくる。
　無性に兄さんに触りたくなった。体に触れたくなった。

＊

「さすがエドは一味違うわね、私が見込んだ人間だけあるわ。ある意味、特技よね」
「そうか、そんなに俺はすごいのか。……やっぱりな！」
「兄さんが簡単に納得しちゃうのはこの場合大きく違うから！　あとそれ、もう他のひとの前でやっちゃだめ！」

＊

　僕は腕を組んで、イスに座っている兄さんを見降ろした。
「どこにキスされたの」
「は？」

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こんな感じです。
学園物だけど学生さんは購入できません。　ゴメンネ（´・ω・`）