ぬすっと「ちゅ」
「にゃ……」 「アル? どうしたにゃ?」 「ちょっと目にゴミが入ったみたいで…いたたたた。痛いにゃー」 「大丈夫かにゃん?」 「兄さん、ちょっと見てくれるかにゃ」 「どっちにゃ?」 「右目にゃん」 兄にゃん、アルに近づく。 「どこにゃ?」 「下の方にゃ。……もっと。もっと近づいてにゃ?」 言われるままに近づく兄にゃん。 「僕の目をじーっと見ててにゃ。もっと。……もっと近づいてにゃ…」 目を大きく開いたまま、更に近づいて弟の目を覗き込む兄にゃん。 アルは身を乗り出して顔を傾けると、吐息が届くほど近づいた兄の唇に、ちゅ、と掠め取るようなキスをした。 「にゃっ……アル、てめえ騙したにゃっ!!」 「あはははは。ごちそうさまにゃー」 ちゅーに成功して、ご機嫌アルにゃ。
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はじめての「にゃーにゃー兄弟」 にゃーにゃー言ってますが、これは人間アルエドで書いてます ちなみに人間バージョン↓
「う……」 「アル? どうした?」 「ちょっと目にゴミが入ったみたいで…いたたたた」 「ゴミ? 大丈夫か?」 「兄さん、ちょっと見てくれる?」 「どっちだ?」 「右目」 エドワードは、そっとアルフォンスに近づく。 「どの辺?」 「下の方。……もっと。もっと近づいて?」 言われるままに近づく。 「僕の目をよく見てて。もっと。……もっと近づいて…」 目を大きく開いたまま、エドワードは更に近づいて弟の目を覗き込む。 アルフォンスは身を乗り出して顔を傾けると、吐息が届くほど近づいた兄の唇に、ちゅ、と掠め取るようなキスをした。 最初、何が起こったか分からなかったエドワードは、いつもしているただのキスなのに、みるみる赤くなる。 「なっ……アル、てめえ騙したなっ!!」 「あはははは。ごちそうさまー」 キスに成功して、アルフォンスはやたらご機嫌になるのだった。
こんな感じ。 猫だとほのぼのなのに、人間にするとエロかったり、バカっぷるだったり。 他のにゃんこsssもアレだったら人間にして楽しんでみてください。